犬や猫などのペットを、家族の一員として過ごしている人が増えています。
ペットと一緒に買い物に行く
ペットと一緒に食事に出掛ける
ペットと一緒に同じ布団で寝る
いつも愛するペットと一緒にいたい!と思われるからこそでしょうね。
飼い主さんたちは、ご自分のペットが可愛くて仕方がない様子です。
しかしどんなに大切に愛情を注いでいても、命ある物はいつか天国に旅立つ時が来ます。
愛するペットを、いつかは見送る日が来てしまうのです。
●亡くなったペットを土葬するときの注意点
お家にお庭のある場合、ペットを土葬したというお話も良く聞きます。
しかし十分に深く掘ってあげないと、野生動物に掘り返されるという心配が伴います。
ペットの体全体が、完全に土に返るまで時間がかかります。
それに十分な深さでないと、異臭の原因にもなりかねます。
また所有する畑があるので、畑のある敷地にペットを土葬したという場合。
土壌や水質の汚染に、影響が出ないかという配慮が必要になってきます。
隣接する土地に、他の方が所有する畑のある場合は要注意です。
ペットを土葬する場合は、十分な深さを用意してください。
ずっと大好きな家族の側にいられるので、ペットにとっても安心できる場所ではあると思います。
しかし、土壌する場合は注意が必要になります。
●亡くなったペットを火葬するメリット
ペットを火葬する一番のメリットは、場所を取らないことです。
土葬ですと、どうしても所有している土地が必要になります。
引っ越しする可能性のある方ですと、土葬した後も心配になりますよね。
その点火葬ですと、土地の心配は必要ありません。
自治体での火葬や、合同火葬では無理ですが、個別火葬の場合は遺骨を持ち返ることが出来ます。
粉末にしてもらうことも可能ですので、パウダー状にしてケースに入れ持ち歩く方も見えます。
持ち歩けるように、専用のケースも販売されています。
亡くなってからも、いつも一緒にいるような気分になれるそうです。
骨壺を枕元に置いて、心が落ち着くまでは一緒に寝ていた方もいらっしゃいます。
愛するペットのお骨が身近になるだけで、気持ちが安らぐ方も見えるようです。
ペットロスという病気がある昨今、ペットとのお別れの気持ちが整理出来るまでに時間のかかる人もいらっしゃいます。
火葬してお骨が手元にある場合は、それだけで心のよりどころになる方が多いようです。
ペットという存在は亡くなってからも、家族をささえるパワーがあるのですね。